理事長あいさつ
NPO法人島根糖尿病支援機構は2006年の設立以来、県内の糖尿病の発症や重症化予防のために種々の活動をして参りましたが、2021年10月1日より糖尿病を考える会および島根県糖尿病療養指導士(CDE)の会と統合し、活動を共にすることとなりました。
糖尿病を考える会は1987年に県内の医療スタッフによって設立され、島根県CDEの会は1997年に発足した島根県CDE制度によりCDEの資格を取得した人たちによって設立された会です。
それぞれが専門医の少ない島根県の中で大きな成果を上げて参りましたが、運営については個人のボランティアに支えられて来たのが実情で、今後長期に事業を継続するためには組織再編を断行することが喫緊の課題でした。
県民の糖尿病の発症・重症化予防や糖尿病医療従事者への支援という活動の目的は私たち法人と共通しておりますので今回事業統合に至ったことは必然の結果でもありました。
さて、糖尿病は3大合併症(網膜症・腎症・神経障害)や動脈硬化(狭心症・脳梗塞など)に加え、歯周病・認知症・骨粗鬆症・一部の癌などとも関連が強いことが明らかになっています。
糖尿病の合併症予防のために療養指導を行いますが、栄養や運動などの生活指導の内容は糖尿病の有無にかかわらず健康長寿を目指す一般の方すべてに共通しています。
高齢社会となった今、私たちの知識やスキルを糖尿病やその予備軍の人たちに限らず、広く地域で過ごす人たちにも役立てて頂ける様、取り組んで行く必要があります。
研修会や相互学習を通して更に会員の療養指導の質を向上させ、県内ネットワークを構築し、少しでも県民の健康長寿延伸に寄与できる様、努力して参りたいと思います。
今回の統合に伴い法人の会員数は500人を超えました。法人の業務も多岐にわたることになりますが、運営組織の整備や業務の分担・効率化を行って、盤石かつ透明度の高い運営を目指します。
また一人一人が会員としての自覚も持ち、今まで以上に活発な活動を行って参ります。
皆さまのご協力、ご支援の程、引き続きよろしくお願い申し上げます。
NPO法人島根糖尿病支援機構 理事長 並河 整
主な活動
- 糖尿病の予防・療養に関する講演会、研修会など各種イベントの企画・運営
- 島根LCDE認定事業の支援
- 管理栄養士紹介事業(医療機関での個別利用指導)
- その他糖尿病療養指導に関すること
概要
名称 | NPO法人島根糖尿病支援機構(SDCO) |
住所 | 〒690-0883 島根県松江市北田町2番地3 並河内科クリニック内 |
TEL | 0852-20-0700 |
FAX | 0852-20-0880 |
メール | info@sdmrso.jp |
役員
理事長 | 並河 整 | 並河内科クリニック(松江市) |
副理事長 | 山根 雄幸 | 医療法人慈誠会山根病院(浜田市) |
副理事長 | 垣羽 寿昭 | 松江赤十字病院 |
理事 | 乗本 道子 | 安来市立病院(安来市) |
理事 | 並河 哲志 | 島根県立中央病院 |
理事 | 福庭 洋 | 福庭内科医院(松江市) |
理事 | 手納 信一 | 手納医院(出雲市) |
理事 | 川谷 恭典 | かわたに薬局(松江市) |
理事 | 安原 みずほ | 松江赤十字病院 |
監事 | 引野 義之 | 松江赤十字病院(松江市) |
定款
特定非営利活動法人島根糖尿病支援機構定款 (PDF:別ウィンドウ)